基本の使い方
会話を始める前の確認と、実際の通訳のしかたを説明します。使い方は 手動モード と 自動モード の2つがあります。
会話を始める前に(毎回)
- 母艦(Mac)が起動していて、スリープしていないこと。
- iPhone の Tailscale がオンで、母艦と同じアカウントにつながっていること。
- iPhone の iCloud プライベートリレーがオフであること。
- G2 メガネと iPhone がペアリングされ、Even Hub でアプリを開いていること。
- アプリ上部の接続状態が 「connected(接続OK)」 になっていること。
つながらないときは トラブルシューティング を確認してください。
メガネのタッチ操作
G2 のツルにあるタッチ部分(タッチバー)で操作します。使える操作は次の3種類です。
| 操作 | はたらき |
|---|---|
| タップ(1回) | 録音のオン/オフ。もう一度タップで停止し、文字起こし→翻訳へ。 |
| ダブルタップ(2回) | 通訳の向きを切り替え(相手→日本語 ↔ 自分→相手の言語) |
| 上下スライド | 会話ログを時間順にスクロール(新しい発話が来ると自動で最新に戻ります) |
長押しは使いません
メガネの長押しは終了操作として本体に予約されているため、このアプリでは使いません。
手動モード(タップで録音)
自分でタップして録音する、基本のモードです。相手と交互に、確実に区切って通訳したいときに向いています。うるさい場所で自動モードの区切りがうまくいかないときの補助としても使えます。
典型的な流れは次のとおりです。
- 相手モード(「相手 → 日本語」)の状態で、相手が話す直前にタップします。
- 相手が話し終わったらタップして停止します。→ 日本語訳がレンズに表示されます。
- ダブルタップで「自分 → (相手の言語)」に切り替えます。
- タップして、自分が日本語で話します。話し終えたらタップで停止。
- 英語などに通訳された訳がレンズと画面に表示されます。「🔊 再生」ボタンを押すと iPhone が読み上げて相手に伝わります。
- 通訳が終わると自動で相手モードに戻ります。次の相手の発話を、またタップで録音します。
自動モード(相手は常時・自分はタップ)
アプリの 「🤖 自動モード」 ボタンを押すとオンになります。相手の声をずっと聞き続けて自動で区切り、通訳します。向きの切り替え(ダブルタップ)は不要です。
- 相手の発話 = 常時聞き取り: 話の切れ目を自動で判断して文字起こしし、日本語以外なら日本語に通訳して表示します。英語だけでなく、フランス語・タイ語・ドイツ語など、何語でも日本語にできます。相手が日本語で話したときは、そのまま表示され通訳はしません。
- 自分の返答 = タップ: 画面のマイクボタン(またはメガネのタップ)で「オン → 日本語で話す → オフ」。日本語を相手の言語に通訳して表示します(読み上げは🔊ボタン)。
自動モードは実機(G2)専用
自動モードは G2 メガネを使った実機でのみ動作します(ブラウザでは連続マイクに対応していません)。
自動モードのコツ
- 自分が日本語で話すときは、必ずマイクボタン(またはタップ)を押してから話してください。常時聞き取り側は、あなたの日本語を無視するようになっています。
- 相手が日本語話者の場合は、常時側が日本語を無視するので、手動モードを使ってください。
- 雑音が多い場所では区切りがずれることがあります。その場合は手動モードが確実です。
返答の言語を選ぶ
「設定 → 返答の言語」で、あなたの日本語をどの言語に通訳するかを選べます。
- 自動(相手に合わせる)(既定): 直前に相手が話した言語に合わせます。相手がタイ語なら、あなたの返答もタイ語になります。現地で相手の言語が変わっても自動で追従します。
- 英語 / 中国語 / 韓国語 / ベトナム語 / タイ語: 言語を固定したいときに選びます。
通訳された返答は、「🔊 再生」ボタンを押したときにその言語で iPhone のスピーカーから読み上げられます(誤認識防止のため自動では再生されません)。
もう一度聞く(🔊 再生)
- アプリ画面の中央「現在の対訳」にある 「🔊 再生」 ボタンで、いま表示中の訳をもう一度読み上げます(自分の返答なら相手の言語、相手の発話なら日本語で)。
- 「通話ログ」の各メッセージをタップしても、その訳を再生できます。
レンズ(HUD)の表示について
メガネのレンズには、いまの状態(待機/録音中/認識中/翻訳中)と、会話ログが表示されます。相手の顔を見たまま訳を読めます。
タイ語などの表示について
一部の文字(タイ文字など)は、メガネのフォントが対応していないと表示されないことがあります。確認したいときは英語で試すのがおすすめです。