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セットアップの流れ

かんたんセットアップ(1コマンド)

Mac / Linux なら、ターミナルにこれを貼るだけで母艦のセットアップが完了します(推奨モデル Gemma 4 E4B の取得・音声認識モデルのDL・アプリ認証トークンの発行・起動まで自動):

bash
curl -fsSL https://evan-lt-manual.pages.dev/dist/install.sh | bash

~/evan-lt-mothership に展開されます。リポジトリへのアクセス権がある開発者は git clone./setup.sh でも同じです。配布物の SHA-256 は同じ場所の evan-lt-mothership.tar.gz.sha256 で確認できます)

完了後は 母艦設定画面 http://localhost:8789(このPCからのみアクセス可)で、使用モデルの変更・追加取得やアプリ認証トークンの表示/再生成ができます。CLI 派は cd server && npm run config -- status。各項目の意味は 母艦の設定と詳細設定 を参照。以下の手順は手動で構築したい場合・Windows の場合の説明です。

初めて使うときの準備を、順番に説明します。大きく分けて次の3ステップです。

  1. 母艦(Mac または Windows PC)を準備する
  2. iPhone にアプリをインストールする
  3. アプリに母艦の接続先を設定する

準備は最初の一度だけ

セットアップは初回だけです。一度終われば、次からはメガネと iPhone を持ち出すだけで使えます。

ステップ1: 母艦(Mac / Windows PC)を準備する

「母艦」は、音声の文字起こしと翻訳を担当する、自宅などに置いておく PC です。ここに専用のプログラムを入れて、電源を入れっぱなしにしておきます。Mac(Apple Silicon)でも Windows 10/11 PC でも構築できます。

母艦の準備は少し技術的な作業(コマンド入力)を含みます。手順は GitHub の公式ドキュメントに Mac・Windows 両対応でまとまっているので、そちらに沿って進めてください。

母艦の準備でやることの概要は次のとおりです(詳細は上記リンク先を参照)。

やることざっくり何をするか
必要なソフトの導入音声認識エンジンなどを母艦PCに入れる
音声認識モデルの取得話し声を文字にするためのデータ(約1.6GB)をダウンロード
サーバーの起動母艦のプログラムを立ち上げる
Tailscale で公開外出先の iPhone からも母艦に届くように、安全な通信経路を作る

翻訳は「ローカル」でも「API」でも選べます

翻訳エンジンは、母艦の中で完結する ローカルLLM(Ollama) と、外部の API(Claude / OpenAI / Gemini) から選べます。API を使うなら母艦に Ollama を入れる必要はありません(API キーを入力するだけ)。準備を最小限にしたいなら API から始めるのが手軽です。 どちらを選んでも母艦PC 自体は必要です(音声認識は常に母艦で行うため)。詳しくは 翻訳エンジンの選び方

Tailscale(テイルスケール)って?

自分の機器どうしを、インターネット越しに安全につなぐ無料のサービスです。これを使うと、外出先の iPhone から自宅の母艦へ、同じ Wi-Fi にいなくても届くようになります。母艦と iPhone の両方に Tailscale を入れ、同じアカウントでログインします。

母艦は起動したままに

外出先で使うときは、母艦PCが起動していてスリープしていない必要があります。母艦がスリープや電源オフだと、iPhone から接続できません。スリープ抑止の設定方法(Mac は caffeinate、Windows は電源設定)はセットアップ手順に記載があります。

ステップ2: iPhone にアプリをインストールする

Evan LiveTranslate は、Even Hub(Even Realities の公式アプリ)の中で動きます。

  1. iPhone に Even Hub アプリをインストールし、G2 メガネとペアリングします。
  2. 配布された Evan LiveTranslate のアプリファイル(.ehpk)を、Even Hub に読み込ませます(サイドロード)。
  3. Even Hub のアプリ一覧から Evan LiveTranslate を開きます。

iPhone 側の2つの設定を確認

母艦につなぐために、iPhone 側で次の2点を確認してください。

  • Tailscale アプリがオンになっていて、母艦と同じアカウントでログインしている。
  • iCloud プライベートリレーがオフになっている(設定 → 自分の名前 → iCloud → プライベートリレー)。
    • これがオンだと母艦の名前を解決できず、「STT通信エラー / Load failed」になります。「明日までオフ」ではなく、恒久的にオフにしてください。

ステップ3: アプリに母艦の接続先を設定する

アプリを開いたら、下の方にある「設定」で母艦の接続先を入力します。

  1. アプリの「設定」を開きます。

  2. 「バックエンド」 の欄に、あなたの母艦のアドレスを入力します。形式は次のとおりです。

    https://<あなたの母艦名>.ts.net

    母艦名(アドレス)はどこで分かる?

    母艦のアドレス(https://…….ts.net)は、母艦セットアップの「Tailscale で公開」の手順を実行したときに表示されます。人によって名前が違うので、自分の母艦のものを入力してください。

  3. アプリ画面上部の接続状態の表示が 「connected(接続OK)」 になれば成功です。

これで準備は完了です。続けて、翻訳エンジンの選び方 に進みましょう。

うまくつながらないときは

  • 接続状態が「error」のまま → トラブルシューティング を確認してください。多くの場合、iCloud プライベートリレーがオンか、Tailscale がオフか、母艦がスリープしているのが原因です。

翻訳は AI による機械翻訳です(現状有姿・無保証)。重要・高リスクな用途では依拠しないでください。