翻訳エンジンの選び方
翻訳を担当する「エンジン」は4種類から選べます。無料で使いたいか・品質や速度を重視するかで選びましょう。アプリの「設定 → 翻訳エンジン」で切り替えられます。
4つのエンジン
| エンジン | 料金 | 通信 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 🖥 ローカルLLM(母艦・オフライン) | 無料 | 不要(完全オフライン) | 会話が外部に出ない。母艦の中で完結。準備に Ollama の導入が必要 |
| 🟣 API(Claude) | 有料(従量) | 必要 | 翻訳品質が高い。Anthropic の API キーが必要 |
| 🟢 API(OpenAI GPT) | 有料(従量) | 必要 | 高速・高品質。OpenAI の API キーが必要 |
| 🔵 API(Google Gemini) | 有料(無料枠あり) | 必要 | 高速。Google の API キーが必要 |
「API」って何?
API(エーピーアイ)は、外部の AI サービスに翻訳を頼むしくみです。使うには各社で「API キー」という合言葉のような文字列を発行し、アプリに入力します。使った分だけ料金がかかります(Gemini には無料枠があります)。取得方法は APIキーの取得と設定 で説明します。
音声の文字起こしは常に母艦の中
どのエンジンを選んでも、声を文字にする処理(音声認識)は必ず母艦の中で行われ、音声データは保存されません。API エンジンで外部に送られるのは「文字にしたあとのテキスト」だけです。
選び方の目安
プライバシー最優先・無料で使いたい → ローカルLLM
会話の内容を外部に一切送りたくない、通信料もかけたくない、という方は ローカルLLM を選びます。母艦の中だけで翻訳が完結し、飛行機の中などオフラインでも動作します。
- メリット: 完全無料・会話が外に出ない・オフラインでも使える
- 注意点: 母艦に Ollama というソフトの導入が必要(→ ローカルLLM(Ollama))。初回や長く使っていなかった後の1回目は、準備に数秒かかることがあります。
とにかく品質・速さを重視したい → API(Claude / OpenAI / Gemini)
翻訳の正確さや反応の速さを重視するなら、API エンジンがおすすめです。使うには API キーの取得と、各社への支払い設定(クレジットカード登録など)が必要です。
- API(Claude): 自然で丁寧な翻訳。
- API(OpenAI GPT): 高速で品質も高い。
- API(Google Gemini): 高速。無料枠があるので、まず試したい方にも向いています。
いずれも取得手順は APIキーの取得と設定 にまとめています。
迷ったら
- 費用をかけたくない / プライバシー重視 → ローカルLLM
- 手軽に高品質を試したい → まずは無料枠のある Gemini、または Claude / OpenAI
モデルの選択
エンジンを選ぶと、その下の 「モデル」 で細かい種類を選べます。基本は「推奨」や「高速」と付いたものでかまいません。品質を上げたいときに「高品質」を選びます。
| エンジン | 選べるモデル(例) |
|---|---|
| ローカルLLM | gemma2:9b(推奨)/ qwen2.5:7b |
| API(Claude) | Haiku(高速)/ Sonnet 5(高品質)/ Opus(最高品質) |
| API(OpenAI GPT) | GPT-5 mini(高速・推奨)/ GPT-5.1(高品質) |
| API(Google Gemini) | Gemini 2.5 Flash(高速・推奨)/ Gemini 2.5 Pro(高品質) |